「弁護士」とは何者?~中学生職業体験「お仕事スタジアム」に参加しました~
小学生や中学生の子たちに「『弁護士』って、なにをする人ですか?」と尋ねられたとき、一言で分かりやすく答えると、、、
あれ?意外と難しいかも。
先日、飯塚商工会議所主催の「中学生職場体験『お仕事スタジアム』」に参加して、そのような感想を持ちました。
~「お仕事スタジアム」って、なに?~
主催者のご説明によれば、様々な職種・企業(今回は34職種、23企業)の方々が一堂に会し、中学校の生徒たち(今回は市内の公立中学校3校の1年生が対象)に、それぞれの職種・企業の説明を聞いてもらったり、あるいはお仕事の一部を体験してもらうもので、目的は、今後の学業や進路選択の一助にしてもらおうというものです。
私は、「旭経営アシスト」枠で初参加。生徒の方々に「弁護士のお仕事」を説明させて頂きました。
(「旭経営アシスト」についてはこちら→ http://www.a-k-assist.jp/)
時間は、本来15分(20分枠で、残り5分は質問タイム)なのですが、「旭経営アシスト」からは税理士の先生も参加されていたので、各自7~8分で説明することに。
これが、意外と難しいのです…。
しかも、パワーポイントを使って、絵や図を取り入れて、かつ簡潔に、となると…。
直前まで、まったく手が付かず、窮余の策として、「日弁連」のホームページから抜粋・引用して、何とか原稿を作成しました…。
当日、中学生の生徒の方々が数名(3~5、6名程度)毎にチームを組んで、各チームそれぞれ3つ職種(企業)のブースを廻り、説明を聴いたり職業体験をしたりします。
これに対し、企業側は、3校で合計6チームをそれぞれ担当します。
生徒たちの反応は、正直様々でした。まだ「進路」というものがピンと来ない年齢層のためか、「授業の一環だから仕方なく」という態度の子もいれば、こちらをじっと見て、真剣な表情で聞いてくれる子も。
幾つか質問も受けましたが、一番驚いたのは、「M&Aって、何の略ですか。」という質問でした。もちろん、その場でスマホで調べてお答えしました…。
私の説明を受けた生徒たちの一人でも、法曹界に…とは言いませんが、これを機会に、法律家、弁護士という職業に少しでも興味をもってくれると良いなぁ…と感じた次第です。
さて、冒頭の「『弁護士』って、なにをする人ですか?」という質問に対する回答ですが…。
まとめるとこんな感じでしょうか。
「弁護士というのは、法の専門家。法律のプロフェッショナルです。」
「今の(日本の)社会は、国の基本となる『憲法』という法をトップに、様々な法律で成り立っています。」
「例えば、皆さんが道路の右側を歩くことは『道路交通法』という法律で決められていますし、物を売ったり、買ったりすることも、『売買契約』と言って、『民法』という法律で定められています。」
「私たち弁護士は、そのような『法』『法律』の専門家として、皆さまの権利・人権を守るための活動をしたり、皆さまが日常で抱えてしまった法律に関わる悩み・トラブルの解決の手助けをしたりすることが仕事です。」
皆さまが抱えているお悩み相談が、もし「法律に関わることではないかな?」と思われたら、お一人で抱え込まれず、ぜひ「こたけひまわり法律事務所」にご相談ください。
しっかりお話をお聴きし、法のプロフェッショナルとして、ご相談をお受けいたします。
こたけひまわり法律事務所
弁護士 小山明輝
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